親と住んでいたとき(いわゆる「実家住み」)は、それなりにTVドラマを見ていたのだが、ルームシェアをはじめてから、ドラマを見る頻度が年々減っている。
2023年に通してみたドラマといえば、大河ドラマ(どうする家康)と「ブラッシュアップライフ」くらいだ(「ブラッシュアップライフ」は世代がどんぴしゃということもあり、本当に毎週楽しく見た。古沢良太が大河で忙しい間に、バカリズムがずずっと入ってきたか?と思っているけど、どうだろう。女性同士の会話劇のさりげないリアルさがいいよね~そこは太宰治っぽい)。
「だが情熱はある」は、最初の方だけ見たし、面白かったのだけれど、一度見逃したら、そのまま見なくなってしまった。
ドラマを見る頻度が減った理由を考えてみると、以下が考えられる。
- テレビをつける時間が減った
→実家にいたときは、常にテレビがついていた。しかしルームシェアをはじめてから、必要なときにテレビをつける、という生活に変わった。つまり、好きな俳優が出ているだとか、ストーリーが気になるだとか、目的をもたないとテレビをつけてドラマを見ることをしなくなった。 - 仕事の都合上、21時~22時に家にいないことがある
→仕事が忙しくなり、残業となると、ドラマがはじまる21時または22時に家にいないことがある。せっかくなら最初から最後まで続けて見たいので、ドラマ開始の時間にテレビの前にいないと、そのまま見ない可能性が高い。 - 録画機能がない
→上記の理由を解決するために録画機能を使えばよいのだが――ハードディスクに録画できる機器はあるものの、ケーブルテレビに変えたらその危機がうまく適合しなくなってしまい、現状、録画ができない。見逃したらそのままだ。TVerで見ることはあるが、若干視聴のハードルがあがる。 - 21時~からTRPGのセッションが入るようになった
→最近、CoCをはじめとするTRPGセッションを多くやっているが、平日の夜21時開始の日もわりとある。ドラマのゴールデンタイムにだだ被りだ。正直、ドラマをここ数年見なくなった理由は、これがかなりでかいと思う。
基本的に、私の思考ベースは実写(キャラクターを考えたりするときは、どの俳優に似てるかなと考えたり、この邦画の雰囲気に近い、と実際の人間が動く様子を思い浮かべて考える)なので、定期的に俳優が演技しているところを見たくなるのだが、今のところは映画で賄っている感じだ。
あとは、オタク人生をそこそこやってきて、こういうのが好きというのが定まり、それを自分の脳内でシミュレーションできるようになったから、外部から摂取しなくてもよくなった……のかもしれない。
SNSではドラマ評論をやっている人や俳優、テレビ関係者をフォローしているので、今どんなドラマをやっているか、面白そうか、の情報は入ってくるので、面白そうなのを久々にみてみようかなあ。