今週のお題「大発見」
ちょうど先週にあった、個人的な大発見について書こうと思う。
先日、会社の同僚たちと居酒屋で飲んだ。年次も部署もバラバラのメンツで、非常に楽しかった。
そのなかで盛り上がった話題の一つが、「陰キャと陽キャの違い」だ。
メンツの一人(Yさんとする)が、私から見たら陽キャ側の人間だったので(もちろん、私は陰キャ側の人間である)、「Yさんって陽キャですね」と言ったら、「えっ、俺は陰キャでしょ!」と言うのだ。そこから、いや、Yさんは陽キャでしょう!と他の人たちも言い始めて、盛り上がった。
私は陰キャとして陽キャの存在をギリギリと歯を食いしばり悔しがって眺め続けている(だから私のなかで陽キャが集まりがちな印象のバーベキューは嫌いな行事の一つだ)*1 人生を送っているので、陽キャ(と思われる人)が陰キャを自称するのが許せなかった。
そこで、お前は陽キャだ、というのを突きつけるべく、考えを巡らせた。
私の陽キャの印象としては以下のものがあげられる。
- いろんな人と話すことに抵抗がない
- アクティブ(インドアよりはアウトドア)
- 明るい
しかし、さらに何か「陽キャってこうだよね」という決定的な要素はないだろうか……と考えたときに、私は、自分とYさんの違いについて思い至った。
陽キャは「受け入れるのが早い」。
陽キャは、他人のことを「へえ、そっか」と受け入れるハードルが低いのではないか。他人を受け入れられるからこそ、「いろんな人と話すことができる」し、他人の趣味や言動を受けて自分もこれをしようかなと「アクティブ」に動くことができるし、なんだあいつはとぐちぐちせずに「明るい」態度でいられるのではないか。
この「受け入れる」というのは、肯定するだとか、良いと思うだとかという意味ではなくて、「この人はこうなのか」と納得するという意味である。
……ということを考えて、「私はYさんにそのような陽キャの傾向があると思うのですよ」と語っていたら、Yさんは「うーんそうか。俺は自分でわからなかったけど、陽キャだったのか」と口にしたので、でかい声で「今のそれですよ!!!」とYさんを指さしてしまった(すみませんでした)。
陰キャだったら私の自論を簡単には受け入れず、「でもそれだったらこういう傾向があるから…」と自分が陰キャであることを多少なりとも説明しはじめたに違いない……他人をすんなりと受け入れる!
思いがけず、語ったそばから自論を証明したような形になったが、どうだろうか。
個人的には大発見だった。